最終更新日 2024.01.26

main

LINE BITMAXの暗号資産信用取引サービスでは信用売りをすることができます。

信用売りは、暗号資産価格が下落している局面でも利益を得ることが可能なことがメリットです。

一方で暗号資産価格が上昇した場合には損失を被るというデメリットもありますので、本記事を参考にして利用を検討してください!

信用売りとは?

信用売りとは?

LINE BITMAXの暗号資産信用取引サービスは「信用売り」のみ可能です。
お客さまがLINE Xenesis株式会社(以下、「当社」といいます。)からお金を借りて暗号資産を購入する取引「信用買い」はできませんのでご了承ください。

信用売りは保証金となる日本円を当社に預け、当社から暗号資産現物を借り入れて取引をする方法です。

信用売りの特徴

信用売りの特徴

利益が出る場合:暗号資産価格が下がっている

信用売りのメリットは暗号資産価格が下がっているときに、利益を得ることができる点です。

【例】

  1. BTC価格が500万円のときに1BTCを当社から借りる
  2. 借りた1BTCを売却して、手元に500万円の現金
  3. BTC価格が400万円に下落
  4. 1BTCを400万円で購入して返却

→ 500万円 - 400万円=100万円の利益

※実際の取引ではスプレッド(取引コスト)を含めた金額がお客さまへの提示価格になります

損失が出る場合:暗号資産価格が上がっている

一方で、反対に暗号資産価格が上がっていると、損失が出てしまう点にご注意ください。

【例】

  1. BTC価格が500万円のときに1BTCを当社から借りる
  2. 借りた1BTCを売却して、手元に500万円の現金
  3. BTC価格が600万円に上昇
  4. 1BTCを600万円で購入して返却

→ 500万円 - 600万円=▲100万円の損失

※実際の取引ではスプレッド(取引コスト)を含めた金額がお客さまへの提示価格になります

レバレッジ取引について

レバレッジを訳するとテコの意味になります。その名前のとおりテコの原理によって少ない原資で大きなリターンを得ることもできます。

一方で、暗号資産の価格が上昇している場合には損失も大きくなりますので注意が必要となります。

LINE BITMAXの信用取引サービスでは最大2倍でのレバレッジが可能です。

<BTC価格が10%下落した場合>
通常取引 レバレッジ取引
【2倍】
手元の資産 100万円 100万円
借入暗号資産 100万円分のBTC 200万円分のBTC
買い戻す価格 100万円×90%=90万円 200万円×90%=180万円
損益 100万円-90万円=10万円の利益 200万円-180万円=20万円の利益

※実際の取引ではスプレッド(取引コスト)を含めた金額がお客さまへの提示価格になります

<BTC価格が10%上昇した場合>
通常取引 レバレッジ取引
【2倍】
手元の資産 100万円 100万円
借入暗号資産 100万円分のBTC 200万円分のBTC
買い戻す価格 100万円×110%=110万円 200万円×110%=220万円
損益 100万円-110万円=10万円の損失 200万円-220万円=20万円の損失

※実際の取引ではスプレッド(取引コスト)を含めた金額がお客さまへの提示価格になります

信用取引をはじめるまでのステップ

信用取引をはじめるには準備が必要です。具体的なステップは下記のとおりです。

STEP1:まずは信用取引アカウントを開設

アカウント開設手順

①各暗号資産の画面に表示される「信用取引をはじめてみましょう!」をタップ

アカウント開設手順

②サービス内容を確認して、信用取引アカウントの開設を希望する場合は「OK」をタップ

アカウント開設手順

③信用取引アカウント開設にあたって、お客さま情報の確認が必要となりますので「確認」をタップ

アカウント開設手順

④LINE Payで設定したパスワードを入力

アカウント開設手順

⑤お客さま情報を確認し、登録内容に問題がなければ「登録情報を更新」をタップ

アカウント開設手順

⑥各種説明書や利用規約をご確認ください

アカウント開設手順

⑦確認完了後に「開設する」をタップ

アカウント開設手順

⑧当社所定の信用取引アカウント開設審査を通過した場合、開設は完了となります。

STEP2:メイン口座から信用口座に日本円を振り替える

信用口座振替

①入出金画面で「口座間振替」をタップ

信用口座振替

②こちらでも「口座間振替」をタップ

信用口座振替

③From:メイン口座、To:信用口座となっていることを確認

④振替金額を入力

信用口座振替

⑤口座振替は完了となります。

信用取引の流れ

信用取引アカウントの開設が完了し、メイン口座から信用口座に日本円を振り替えたら、いよいよ実際に信用取引ができるようになります。取引の流れは下記のとおりです。

信用売り取引

信用売り取引

①信用取引タブに表示される各暗号資産の「チャート図」をタップ

信用売り取引

②注文方法を選択

信用売り取引

③注文価格と注文数量を入力(「いますぐ注文」の場合は注文数量のみ入力)

④入力内容に問題がなければ「確認画面へ進む」をタップ

信用売り取引

⑤確認完了し問題がなければ「OK」をタップ

信用売り取引

⑥LINE Payで設定したパスワードを入力

信用売り取引

信用売り取引は完了です。注文が約定した場合は、各暗号資産「信用取引/注文履歴」の「ポジション」に表示されます。

返済買い取引

返済買い取引

①各暗号資産「取引/注文履歴」の「ポジション」から、返済買い注文を行いたいポジションの「返済買い注文画面へ」をタップ

返済買い取引

②注文方法を選択

返済買い取引

③注文価格と注文数量を入力(「いますぐ注文」の場合は注文数量のみ入力)

④入力内容に問題がなければ「確認画面へ進む」をタップ

返済買い取引

⑤確認完了し問題がなければ「OK」をタップ

返済買い取引

⑥LINE Payで設定したパスワードを入力

返済買い取引

返済買い取引は完了です。注文が約定した場合は、各暗号資産「取引/注文履歴」の「取引履歴」に表示されます。

信用取引の対象暗号資産

信用取引の対象暗号資産

信用取引の注文方法

いますぐ注文

提示価格に対して、お客さまの任意のタイミングで注文できる方法です。

予約注文

お客さまが指定した価格に到達した場合に注文執行を自動で行う方法です。

予約注文は現在の提示価格より有利な価格を指定する必要があり、信用売り取引の場合は提示価格より高い価格、返済買い取引の場合は提示価格より低い価格でのみ発注が可能です。

予約注文には有効期限があり、注文受付から30日後に失効します。

ストップ注文

予約注文と同様に、お客さまが指定した価格に到達した場合に注文執行を自動で行う方法ですが、主に損失を限定するために使われるため、指定可能な価格や注文執行の条件に差異があります。

ストップ注文は現在の提示価格より不利な価格を指定する必要があり、信用売り取引の場合は現在価格より低い価格でのみ発注が可能です。

また、返済買い取引の場合は現在価格より高い価格でのみ発注が可能です。

ストップ注文には有効期限があり、注文受付から30日後に失効します。

組み合わせ注文

組み合わせ注文とは、信用売り注文(一次注文)を発注する際に、返済買いの予約注文、ストップ注文(二次注文)も同時に発注する機能です。
各種注文方法についての詳細は暗号資産信用取引サービス説明書をご参照ください。

※信用売り取引の約定から30日以内に、そのポジションの返済買い取引を行っていただく必要があります

保証金について

各用語の解説

預託保証金

信用口座内の日本円を預託保証金として管理します。

維持必要保証金

注文が約定し、ポジションを維持するためには以下の預託保証金が必要です。

維持必要保証金
=約定価格×約定数量÷2

約定時必要保証金

予約注文、ストップ注文で信用売り取引を行う場合、注文受付時点で指定した価格と数量から必要保証金が計算され、預託保証金から拘束されます。

約定時必要保証金
=指定価格×約定数量÷2

預託保証金維持率

預託保証金維持率は必要保証金に対してどの程度信用口座内の預託保証金が充当しているかを表すものです。

預託保証金維持率
=(信用口座内の預託保証金額+ポジションの評価損益)÷(維持必要保証金額+約定時必要保証金額)

実際の取引の流れに沿ってみてみよう

取引の流れ

預託保証金維持率は変動します

預託保証金維持率は以下の要因によって変動しますのでご注意ください。

預託保証金維持率が
上がる要因
預託保証金維持率が
下がる要因
  • 信用売りを行った暗号資産の価格が下落する
  • メイン口座から信用口座に預託保証金を振替することで信用口座内の預託保証金を増加させる
  • 未約定の信用売り注文をキャンセルし、必要保証金額を減らす
  • 信用売りポジションを返済買いすることで必要保証金額を減らす
  • 信用売りを行った暗号資産の価格が上昇する
  • 信用口座からメイン口座に預託保証金を振替することで信用口座内の預託保証金を減少させる
  • 別途信用売り注文を行うことで必要保証金額を増やす

強制ロスカットについて

預託保証金維持率の変動によって発動します

信用売り注文をした暗号資産の価格が上昇することで評価損が発生するケースでは、 預託保証金維持率が100%を下回る可能性があります。

その際には、以下の処理が行われることとなります。

強制ロスカットについて

※預託保証金維持率が110%を下回った時点で、LINE BITMAX公式アカウント「LINE BITMAXお知らせ」より預託保証金維持率の状況についてお客さまにLINEメッセージの送付および電子メールによりご連絡致します

※強制ロスカットを回避するためにはメイン口座への入金だけでなく、信用口座への振替も必要となります

不足金が発生した場合

強制ロスカットをした結果、返済買いにより損失が信用口座内の日本円(=預託保証金)の額を上回った場合、 信用口座内の残高がマイナスになることがあります。これが不足金です。

不足金が発生した場合、お客さまは当社所定の日時までにメイン口座から信用口座に不足金額以上の振替を行う必要があります。
(メイン口座への入金だけでは不足金の解消とならないのでご注意ください)

不足金発生時点で以下が制限されます。

  • 新規の信用売り取引
  • メイン口座からの外部への出金
  • メイン口座からの暗号資産の出庫
  • 信用口座からメイン口座への振替

信用口座に不足金額以上の振替があった場合、不足金状態は自動的に解消され、上記制限が解除されます。

お客さまが当社所定の日時までに不足金を解消いただけない場合、当社は以下の措置を講じることができます。

  • 新規の信用売り取引
  • お客さまのメイン口座にある日本円残高を信用口座に振替し、不足金の弁済に充当すること
  • お客さまのメイン口座にある暗号資産を当社任意で処分し、対価である日本円残高を信用口座に振替し、不足金の弁済に充当すること

よくある質問

各種注文の受付時間は?
毎週水曜日の深夜3時~5時の当社メンテナンス時間を除く24時間365日です(※臨時メンテナンスを実施する場合があります)。
信用取引の手数料は?
取引手数料とポジション維持手数料は無料です(※ただし、スプレッドを含めた金額がお客さまへの提示価格になります)。
借入した暗号資産の返済期限はいつになりますか?
信用売り取引の約定から30日以内に、そのポジションの返済買い取引を行っていただく必要があります。
信用口座へ直接入金することはできますか?
信用口座に銀行口座等から直接入金することはできません。メイン口座に入金の上、メイン口座から信用口座に振替を行ってください。
※その他のよくある質問はこちら
※注意事項※
  • 信用売り取引のみが可能です。お客さまが当社からお金を借りて暗号資産を購入する取引(信用買い取引)はできません。
  • 定期または臨時メンテナンス時には、注文設定および取消設定は行えません。
  • メンテナンス時は暗号資産の提示価格は停止しているため、注文の執行/約定処理は実行されません。
  • 各暗号資産のチャートは「購入価格」と「売却価格」の中間の価格でに表示されます。執行の基準となる配信レートとは異なりますので参考値としてご参照ください。
  • 暗号資産信用取引サービスを開始される前に暗号資産信用取引事前説明書の内容をお読みいただき、暗号資産信用取引におけるリスクについて十分に理解し、ご納得なされた上で、お客さまのご責任とご判断で取引を行ってください。

その他詳細につきましては 暗号資産信用取引サービス説明書 をご参照ください。

LINE BITMAXは暗号資産の交換等のサービスを提供します。

上記に同意して
LINE BITMAXをはじめる

LINE BITMAXは暗号資産の交換等のサービスを提供します。

上記に同意してLINE BITMAXをはじめる

PCからご覧になっている方は、以下のQRコードを読み取ってください。

QRコード

ページトップボタン

ショートカット追加

LINE BITMAXのLINE公式アカウント

友だち追加

ご注意事項
・このページはLINE Xenesis株式会社による暗号資産取引関連サービス「LINE BITMAX」のWebサイトです。バナー広告等から訪問された場合、このページの前に閲覧していたWebサイトは、当社が作成したものではなく、掲載されている情報(感想・評価等を含む)は当社によって管理されていません。そのため、当該情報の内容は当社が保証するものではありません。
・暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。
・暗号資産は、需給の変動などにより価格が変動することがあります。暗号資産の価格が急落したり、突然無価値になってしまうことにより損失が生ずるおそれがあります。
・暗号資産は、移転記録の仕組みが破たんした場合には、その価値が失われるリスクがあります。
・サイバー攻撃等により暗号資産が消失した場合には、その価値が失われるリスクがあります。
・暗号資産は、その秘密鍵を失う、または第三者に秘密鍵を悪用された場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値が失われるリスクがあります。
・当社が倒産した場合には、預託された金銭および暗号資産をお客さまに返還することができなくなるリスクがあります。
・暗号資産は、対価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済のために使用することができます。
・当社の販売所取引に係る売買手数料は無料ですが、当社の提示する売付価格と買付価格には価格差(スプレッド)があり、その差額がお取引に際してご負担いただくコストとなります。また、取引所取引では売買手数料をお支払いいただく場合があります。その他の手数料に係る詳細はこちらをご確認ください。
・上記のリスクは、暗号資産のお取引に伴うリスクを全て網羅したものではございませんので、当社で暗号資産に関連するお取引を行うに際しては、当社がお取引の前に交付する説明書を十分にお読みください。

当社の情報
・会社名:LINE Xenesis株式会社
・住所:〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー22階
・LINE Xenesis株式会社 暗号資産交換業者 関東財務局長第00017号
・所属する認定資金決済事業者協会:一般社団法人 日本暗号資産取引業協会
・お問い合わせ窓口はこちら