最終更新日 2024.04.01

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暗号資産が無料でもらえる「エアドロップ」を知っていますか?

エアドロップとは、暗号資産の開発者や販売所・取引所が、暗号資産を無料で配布する仕組みです。

暗号資産の知名度の向上や、新規口座の獲得や取引量の増加を狙った施策として実施されています。

この記事は、エアドロップの基礎知識から受け取る方法、注意点などを紹介していきます。

エアドロップ(AirDrop)とは?

エアドロップとは?

エアドロップとは、暗号資産の開発者や販売所・取引所が無償で暗号資産を配布することを指します。

例えば、2017年8月1日、「ビットコインの仕様変更により分岐する」という形で「ビットコインキャッシュ」という暗号資産がエアドロップされました。

エアドロップには、暗号資産の開発者や販売所・取引所がマーケティング戦略の一環として行うものや、暗号資産のハードフォークによって生じる新規暗号資産の分配によるものがあります。

なお、ハードフォークとは、ブロックチェーンの仕様変更により起こる分岐のことです。

先述した「ビットコインキャッシュ」はビットコインのハードフォークにより生まれた暗号資産です。

無料で暗号資産を受け取るためには、エアドロップの主催者が決めている条件を満たす必要があります。
その条件は、特定の暗号資産を保有していることや主催者が運用するサービスを利用するなどさまざまです。

エアドロップ(AirDrop)を開催する目的

エアドロップを開催する目的

エアドロップを実施する目的は、2つに分類できます。

  • 暗号資産開発者による知名度の向上を狙ったもの
  • 暗号資産販売所・取引所による業績向上を狙ったもの
  • 内容

暗号資産開発者は、暗号資産の知名度を上げるため、マーケティング・キャンペーンの一環としてエアドロップを実施する場合があります。

自分たちが開発した暗号資産を、一度利用してその価値を見出してもらうために、無料で配布しています。

また、暗号資産販売所・取引所が、暗号資産の流通量を増やすためにエアドロップを行うこともあります。

キャンペーンの参加条件は、新規口座開設、一定量の取引を行う、アプリを使って取引をするというものなどがあります。

ここまでは知名度向上やマーケティングを目的としたエアドロップについて紹介しましたが、実はそれ以外に暗号資産のハードフォークによってエアドロップが行われることもあります。

これは、開発者や販売所・取引所のマーケティングキャンペーンとは違い、ブロックチェーンの仕様によるものです。

暗号資産の基盤技術として使われているブロックチェーンは、分岐することがあります。このブロックチェーンの仕様変更により起こる分岐をハードフォークと呼びます。

ハードフォーク前の暗号資産を所有していると、ハードフォーク後に誕生した暗号資産を無料で手に入れられることがあります。

エアドロップという言葉を使っていない場合もありますが、ハードフォークも一種のエアドロップと言えそうです。

エアドロップ(AirDrop)で暗号資産(仮想通貨)が配布された事例

配布事例

取引所・販売所などが実施しているエアドロップですが、件数は少ないながらも国内で行われた事例があります。

ここでは、実際に開催されていたエアドロップの事例を紹介します。

国内でのエアドロップ事例

国内のエアドロップは、基本的にハードフォークに伴い実施する事例が多く見られます。

ビットコイン所持者へのビットコインキャッシュ配布

2017年8月1日に発生したビットコインのハードフォークにより、新たにビットコインキャッシュが誕生しました。

これに合わせて、国内の取引所・販売所ではビットコインを保有している方に対し、ビットコインキャッシュの配布が行われています。

ビットコインキャッシュは、ハードフォークが発生した時点のビットコイン残高と同じ数量が付与されました。

IOST所持者へのDON配布

2021年2月と2021年9月、IOSTを保有している方に対してDONの配布が行われています。

DONとは、韓国を拠点とする「Donnie Finance」が構築した、分散型金融プラットフォームにおいて使用されているトークンです。

国内でも一部の販売所・取引所がこのエアドロップに対応し、IOSTの残高に応じてDONが配布されました。

キャンペーンについて

エアドロップとは異なりますが、取引所や販売所が実施するキャンペーンに参加することで、暗号資産に転換できる権利を配布している事例もあります。

例えばLINEでは、LINE Payのアプリでコード払いを利用したり、LINE PLACEのレシートや口コミ投稿で獲得したLINEポイントの獲得上位の方へ、FINSCHIA引換券をプレゼントするキャンペーンが行われていました。

FINSCHIA引換券(※)から転換したFINSCHIA(フィンシア)は、LINEが提供するサービスで活用することができ、LINE BITMAX上で取引が行えるほか、FINSCHIA(フィンシア)を売却した日本円をLINE Payに入金して普段の買い物で使うことも可能です。

エアドロップと比較して、気軽に参加できるキャンペーンが開催されていることが多いので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

※「FINSCHIA引換券」ならびに「FINSCHIA支払い」のサービスは終了しました。詳しくはこちらをご確認ください。

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エアドロップ(AirDrop)に参加する際の注意点

注意点

新しい資産運用の方法の一つとしても注目されている暗号資産ですが、近年、暗号資産に関するトラブルや詐欺事案が発生しています。

エアドロップにおいても、登録した個人情報が悪用されるリスク、秘密鍵を教えてしまって暗号資産を盗まれてしまうといったリスクがあります。

これらのリスクには、しっかりとした対策を事前に打っておくことが重要です。

個人情報を悪用されるリスク

エアドロップに参加するため個人情報やメールアドレスの登録をしてしまった結果、悪用されてしまうケースがあります。

個人情報を守るための対策として、以下のことを徹底しましょう。

  • 事前に公式サイトでエアドロップ主催者について調べる
  • エアドロップ専用のメールアドレスを利用する
  • パスワードを使い回さない
  • 運営元が信頼できるウォレット以外は使わない

暗号資産の盗難リスク

エアドロップには秘密鍵の漏えいと盗難リスクがあります。

エアドロップの参加条件を満たすと指定したウォレットに暗号資産が送られますが、その際、エアドロップの主催者に何を言われても、秘密鍵を絶対に教えないでください。

秘密鍵が他人に知られた場合、ウォレット内の暗号資産すべてを盗み取られるリスクが生じてしまいます。

エアドロップ(AirDrop)と税金の基礎知識

エアドロップで受け取った暗号資産は、税金がかかる場合とかからない場合があります。
その違いは、受け取る暗号資産に市場価格が付いているか否かです。

年間の雑所得の合計が20万円以上になる場合は確定申告が必要になるので、正しい知識を身に付けておきましょう。

ここでは、エアドロップに限定して税金について解説します。
ただし、エアドロップに関する税金について、国税庁のHPには記載がなく、明確な方針が示されていません。

暗号資産全体の税金について詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。

暗号資産に市場価格がついている場合

エアドロップで受け取った暗号資産が、すでに販売所・取引所に上場しており、市場価格が付いている場合は、受け取った時点で雑所得として課税の対象になります。

例)エアドロップで数量100の暗号資産を受け取った。その時点の市場価格が100円であった。

課税対象となる金額:受け取った数量100×市場価格100円=1万円

また、受け取った暗号資産を売却した場合も、売却時点で課税対象になります。

例)エアドロップで1万円の暗号資産を受け取った。すべて売却したら3万円になった。

課税対象となる金額:売却額3万円ー取得額1万円=2万円

市場価格がついていない場合

エアドロップで受け取った暗号資産に価格が付いていない場合は、課税対象になりません。
ただし、受け取った暗号資産が販売所・取引所へ上場し、売却した場合は、その時点で課税の対象になります。

例)エアドロップで数量100の暗号資産を受け取っていた。
その後、その暗号資産が販売所・取引所へ上場し、100円の値が付いたので売却した。

課税対象となる金額:受け取っていた数量100×市場価格100円=1万円

エアドロップ(AirDrop)開催の情報を集めて上手に活用しよう

まとめ

エアドロップは、無料で暗号資産を配布してくれるうれしいイベントです。
受け取る量はわずかであっても、利益を得られる可能性があります。

ただしエアドロップへ参加する際は、詐欺などのトラブルに巻き込まれないためにも、個人情報や秘密鍵の取り扱いには細心の注意を払いましょう。

エアドロップに興味を持たれた方は、開催中のエアドロップ情報や販売所・取引所のキャンペーン情報などをチェックしてはいかがでしょうか。

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