最終更新日 2023.07.24

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ビットコイン(BTC)を取引する際には、暗号資産を取り扱う販売所・取引所を利用するのが一般的です。

暗号資産の種類によっては、手数料も変わってきますが、ビットコインの場合は取引手数料が無料という販売所がほとんどです。

手数料には、「口座開設手数料」「入出金手数料」「購入手数料」「売却手数料」「送金 手数料」などがあります。

この記事では、ビットコインに関わる手数料や、取引で発生する「スプレッド」との違い、手数料やスプレッドをなるべく抑えるコツを解説します。

暗号資産取引にかかる手数料の種類

暗号資産取引にかかる手数料の種類

暗号資産取引にかかる手数料は、大きく分けて「口座開設手数料」「入出金手数料」「購入手数料」「売却手数料」「送金手数料」の5種類です。

販売所・取引所によって、手数料がかかる場合とかからない場合があるので、暗号資産取引を始めるときは、それぞれの手数料について知っておくことが大切です。

①口座開設手数料

ビットコインをはじめとした暗号資産を購入する際には、まず販売所・取引所の口座を開設する必要があります。

この口座開設にかかる費用のことを口座開設手数料と呼びますが、ほとんどの販売所・取引所では口座開設手数料を無料に設定しています。

②入出金手数料

国内の販売所・取引所を利用する場合、あらかじめ口座に日本円を入金し、暗号資産の売買を行います。

このとき、販売所・取引所の口座への入出金手数料が発生する場合があります。

一般的に、ほとんどの販売所・取引所では、口座に入金する際の手数料は無料です。

ただし、口座に入金した日本円や、暗号資産の売買によって得た利益を口座から出金するときには、手数料が発生する販売所・取引所がほとんどです。

なお、口座への入金の際に銀行振込を利用する場合は、別途銀行振込手数料がかかるケースがあります。この銀行振込手数料は、通常、入出金手数料とは区別して考えられます。

③購入手数料

ビットコインなどの暗号資産を購入する際に、販売所・取引所によっては購入手数料が発生する場合があります。

購入手数料の金額は、利用する販売所・取引所によって大きな違いが見られる部分です。

そのため、販売所・取引所を選ぶときは、購入手数料の金額を判断材料の一つにしても良いでしょう。

④売却手数料

ウォレット内の暗号資産を売却するとき、売却手数料が発生する場合があります。購入手数料と同様、売却手数料の金額は販売所・取引所を選ぶポイントの一つです。

購入手数料と売却手数料を合わせて、取引手数料と呼ぶ販売所・取引所も存在します。

⑤送金手数料

送金手数料とは、ビットコインを別のウォレットに移すなど、暗号資産の送金取引を行う際に発生する手数料です。

ビットコインの送金にかかる時間は一般的に10分程度で、海外送金の場合、暗号資産の送金取引は銀行振込よりも早く手続きが完了します。

暗号資産の送金を行う場合は、別途手数料がかかることを覚えておきましょう。

ビットコイン取引の「スプレッド」とは?

ビットコイン取引のスプレッドとは

ビットコインをはじめとする暗号資産の売買では手数料のほかに、「スプレッド」と呼ばれる費用が発生するケースがあります。

スプレッドとは、販売所方式のサービスを利用するユーザーが考慮しなければならないものです。

ここでは、初めてビットコインを購入するユーザー向けに、手数料とスプレッドの違いや、スプレッドが発生する仕組みを解説します。

手数料とスプレッドの違い

手数料とは、前項で述べた通り、口座への入出金や暗号資産の取引の際にユーザーが支払う料金です。

一方スプレッドとは、暗号資産の購入価格と売却価格の差額のことを意味します。例えば、ビットコインの購入価格が502万円で、売却価格が500万円の場合、スプレッドは差額の2万円です。

このときビットコインを購入し、すぐに売却すると、2万円の損失が発生します。販売所方式のサービスの場合、この損失(スプレッド)が取引手数料の代わりとなっています。

スプレッドよりも利益が上回るようにするためには、現在の売却価格が購入当時の購入価格を上回るまで待つ必要があります。

スプレッドが発生する理由

ユーザー同士で暗号資産を売買する取引所では、ユーザーが好きな購入価格や売却価格を設定できるためスプレッドは発生しません。

取引所は、暗号資産を売りたい方、買いたい方の金額がマッチしないと売買できないのに対して、販売所は、ユーザーが好きなタイミングで24時間いつでも売買ができるというメリットがあります。

一方、販売所でスプレッドが発生するのは、販売所が暗号資産の購入価格と売却価格を決めるためです。

販売所は、購入価格よりも売却価格を低く設定します。

そのため、販売所では購入価格と売却価格の差額(スプレッド)が必ず発生し、スプレッドが実質的な手数料の代わりとして販売所の収益となっています。

その代わり、多くの販売所では取引手数料が設定されていません。

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ビットコイン取引の手数料は平均どれくらい?

ビットコイン取引の手数料平均

ビットコインの売買には、平均どれくらいの手数料がかかるのでしょうか。販売所・取引所を選ぶにあたり、まず手数料の平均金額を知りましょう。

ここでは、国内の代表的な販売所・取引所4社を例に、ビットコイン取引の手数料を以下の表にまとめました。

スクロール ⇔
LINE BITMAX A社 B社 C社
口座開設
手数料
無料 無料 無料 無料
入金
手数料
LINE Pay:無料
(LINE Pay残高からの入金、
もしくはLINE Payに登録した
銀行口座からのデビット入金)
銀行口座からの振込入金:無料
PayPayマネーで購入:無料
(PayPayマネーからの入金)
住信SBIネット銀行から
入金の場合:無料
住信SBIネット銀行以外から
入金の場合:330円/件
無料 銀行振込:無料
コンビニ入金
・3万円未満:770円
・3万円以上30万円以下:1,018円
クイック入金
・3万円未満:770円
・3万円以上50万円未満:1,018円
・50万円以上:入金金額×0.11% + 495 円
出金
手数料
LINE Payへの出金:110円
銀行口座への出金:400円
PayPayへの出金:110円
三井住友銀行の場合
・3万円未満の出金:220 円
・3万円以上の出金:440 円
三井住友銀 以外の場合
・3万円未満の出金:550円
・3万円以上の出金:770円
1,500円 407円
取引
手数料
(BTC)
無料 約定数量×0.01~0.15%
(単位: BTC)
BTC/JPY、QASH/BTC:無料
BTC/暗号資産:
0.05%(QASHでの支払い)、
0.1%(QASH以外での支払い)
無料
送金
手数料
(BTC)
0.001 BTC
※LINE BITMAXユーザー間の
入出庫にかかる手数料は無料
0.0004 BTC 0.001 BTC 0.0005 BTC
※ユーザー間の送金手数料は無料
※2023年7月7日時点

上記の表以外でも、ほとんどの販売所・取引所では、口座開設の際の手数料は発生しません。

各販売所・取引所によって違いが大きいのが、口座に入出金を行うときの入金手数料や出金手数料、暗号資産の売買を行うときの取引手数料の3つです。

また、取引手数料は販売所方式のサービスでは発生しません。その代わり、前項で解説したスプレッドの支払いが発生します。

販売所・取引所を選ぶときは、手数料やスプレッドの幅の違いに着目することが大切です。

ビットコイン取引の手数料・スプレッドを抑えるポイント

スプレッドを抑えるポイント

ここでは、ビットコイン売買の際の手数料やスプレッドをなるべく抑え、賢く取引するためのポイントを3つ紹介します。

手数料が安い販売所・取引所を選ぶ

販売所・取引所によって、手数料の幅が存在します。

例えば、口座へ入金する際の入金手数料は、無料の販売所・取引所もあれば1,000円以上かかるところもあります。

また、取引所でビットコインを購入する場合、一般的に取引手数料(BTC)は掛け率で計算されるため、取引金額によって差が生まれやすくなります。

販売所・取引所を利用するときは、なるべく入出金手数料や購入手数料、売却手数料などの手数料が安いサービスを選びましょう。

また、販売所の場合、スプレッドの幅も異なるため、販売所方式のサービスを選ぶ場合はスプレッドに着目することも大切です。

入出金や送金の回数を減らす

どの販売所・取引所でも使えるテクニックが、入出金や送金の回数を減らすことです。

入出金手数料や送金手数料などの手数料は、口座への入出金やビットコインの送金を行うたびに発生します。

そのため、入出金や送金はなるべくまとめて行い、回数を減らすことで手数料を節約できます。短期的にはあまり変わらなくても、長期的には収益に影響するポイントと言えます。

ビットコインの販売所・取引所を上手に選んで手数料やスプレッドを抑えよう

まとめ

販売所・取引所を介して暗号資産を売買する場合、さまざまな手数料の支払いが発生します。

また、販売所方式のサービスで暗号資産を購入する場合は、購入価格と売却価格の差額であるスプレッドを考慮する必要があります。

初めてビットコインを購入する方は、売買にかかる手数料の目安や手数料とスプレッドの違いを知っておくことが大切です。

ビットコインの売買を工夫すれば、取引にかかる手数料やスプレッドを抑えられます。

なるべく手数料が安い販売所・取引所を選んだり、入出金や送金をまとめて行い、手数料やスプレッドを抑えるコツを実践してみましょう。

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・上記のリスクは、暗号資産のお取引に伴うリスクを全て網羅したものではございませんので、当社で暗号資産に関連するお取引を行うに際しては、当社がお取引の前に交付する説明書を十分にお読みください。

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